CaTCalc による Zn-O 系のポテンシャル図

　　
　　　　　　　　　　　Zn-O2-SO2 at 900℃

　　
　　Zn-CO-CO2　　亜鉛の酸化還元

　　計算条件を調査中：
　　　系の圧力=１気圧
　　　縦軸　COガスの分圧を LogP = -5 〜 -1 変化させる

    　Zn = 1モルに固定
　　　CO2ガスの分圧を LogP = -4 に固定

　　　縦軸は P(CO)/P(CO2) を意味し、0.1 から 1000 まで変化している。


　１点平衡計算
　　　T=950℃、LogP(CO)=-1.5 の点におけるGas相の構成は
      Zn     0.96828
      CO     0.03162
      CO2    0.00010
      O2     8.85E-21
      ZnO    9.98E-12
　　　となる。


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一方、
　　2 C  + (O2) = 2 CO
    2 Zn + (O2) = 2 ZnO
より
　　2 C + 2 ZnO = 2 CO + 2 Zn
が考えられる。
そこで 入力(Feed) を、1molの炭素と1molの酸化亜鉛とし、
温度を 600℃から1100℃まで10℃きざみで平衡計算してみる。

950℃ではGas相と固相C の２相が平衡し
　　　Gas(1.993292mol), C(0.006707634mol)
      Gas相の構成は
　　　　Zn     0.5016826
　　　　CO     0.4949523
        CO2    0.003365103
        O2     4.09E-20
        ZnO    1.00E-11
を得る。
1100℃ではGas相と固相C の２相が平衡し
　　　Gas(1.998869mol), C(0.001131414mol)
      Gas相の構成は
　　　　Zn     0.5000283
　　　　CO     0.4991510
        CO2    0.000566027
        O2     4.80E-19
        ZnO    2.54E-11
を得る。